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コラム 2024/04/06
天神の歴史:福岡の商業地区がどのように発展したか
こんにちは。
今日は福岡市天神の歴史について語ります。
 

福岡を訪れる際、必ずと言っていいほど立ち寄りたくなるのが天神地区です。
しかし、この活気ある商業地区がいかにして発展してきたのか、その歴史を知ることでより一層その魅力を感じることができます。
 

天神の名は、江戸時代に菅原道真を祀る水鏡天満宮が遷宮されたことに由来します。
当時の天神町は、福岡城下町の一部であり、堀や池が広がる地域でした。
しかし、明治維新の影響で武家屋敷から人が消え、天神町はスラム化してしまいました。
その後、岩田屋の開店を皮切りに商業地区としての発展が始まります。
 

1936年に開店した岩田屋は、九州初のターミナルデパートとして大きな話題を呼びました。
その後、徐々に商業の中心が天神に移り、1955年の大火や戦後の復興を経て、天神は福岡最大の商業地区へと成長していきました。
 

特筆すべきは、福岡スポーツセンターの開業です。
1955年に開業し、大相撲の興行などを行いました。
この施設は多くの観客を集め、天神の商業地区の活性化に一役買いました。


現在の天神地区は、商業施設やレストラン、エンターテイメント施設が集積し、多くの人々で賑わっています。
その栄枯盛衰を知ることで、天神の街の魅力をさらに深く感じることができるでしょう。

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